食品表示ラベルの見方

食品ついているラベルは、見ているようで見ていないですよね。
そもそも、何が書いてあるのかよくわからない…というのが本当ではないでしょうか?
私も、家庭科で習ったような、習っていないような…
もし、習っていたとしても、もう何十年も昔の話です。
色々変わっても不思議ではないです!!

では、ラベルには何が書いてあるのか…

食品表示法

2015年に食品表示のルールができました。
私たち消費者が、食品を選びやすくするため、食品の栄養やアレルゲンの表示をわかりやすくするために、食品表示法ができました。

加工食品の表示

クリスマスチョコレートというお菓子のラベルを見ながら解説していきます。

名称

商品の内容を表す一般的な名称が表示されます。
商品名は、クリスマスチョコレートですが、名称はチョコレート菓子です。

原材料名

使用した原材料が表示されます。添加物は、改行や/で原材料と区別して記載されます。重量の多い順に右側から記載されます。
このチョコレート菓子は、砂糖が1番多く、次にカカオマス、ココアバターと続きます。
マーガリンの後ろに「」があります。から後ろが添加物です。ここでは、乳化剤から後ろは添加物です。
添加物は、物質名は簡略して記載したり、種類別による表示も認められています。
使用の目的など用途に合わせて表示する場合は、同様の機能、効果を有するものと一括表示することもできます。
実際に、どれだけの添加物が使われたのかは、ラベルを見ただけではわからないです。

内容量

グラム、ミリリットル、個数などの単位を明記して表示します。

賞味期限

定められた方法で保存した場合、品質の保持が十分に可能な期限を年月日をで表示します

保存方法

流通や家庭等でできる保存の方法を、具体的でわかりやすい言葉で表示します

販売者

表示内容に責任を持つ人の氏名あるいは名称や住所を表示します

上記の6項目の記載が義務付けられています。

今までは、原材料名に食材と添加物が混在して記載されていましたが、区別して表記されるようになったので、わかりやすくなりました。ただし、2020年3月31日までは移行期間なので、必ず区別して記載されているとは限りませんので、ご注意ください。

原材料名と添加物の見方

食品表示法では、「原材料名と添加物の見方」が区別して表示するようになりました。

  • 原材料と添加物を記号「」で区分して表示
  • 原材料と添加物を改行して表示
  • 原材料と添加物を別欄に表示
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