東京都は、米粉パンの普及促進を進めており、小池都知事は2023年度から区市町村立学校が給食に活用する場合に費用を補助する方針を示しました。
米粉パン、公立校の給食で提供なら全額補助 都内で23年度から
東京都が進めている米粉パンの普及促進を巡り、小池百合子知事は9日、2023年度から区市町村立学校が給食に活用する場合に費用を補助するとの方針を、都議会第1回定例会・予算特別委員会で示した。
都は小麦の値上がりやコメの需要減少を背景に、米粉パンの販売促進を既に始めている。小池知事は「子供たちに米粉パンなどを活用した食育を行うことは日本の食文化や生産地への理解を深める上で重要だ」と述べた。
都教育委員会によると、各校が給食での米粉パン提供といった取り組みを実施する場合、区市町村教委を通して全額を補助する。
毎日新聞-2023/3/10
私たちが消費する食品には、製造・流通・消費に伴う様々な問題が存在します。その中でも、食料自給率の低下や輸入に頼ることによる安定した食料確保の課題があります。そのような中、東京都が米粉パンの普及促進を進め、学校給食においても費用の補助をするという取り組みは、地産地消を促進し、地域の食材を活用することによって食料自給率の向上や地域経済の活性化につながることが期待できます。また、子供たちに地元の食材や食文化を知ってもらうことにより、食に対する関心や理解が深まり、健康的な食習慣の形成にもつながると考えられます。
使用する米の生産地や収穫した年などの情報公開をお願いしたいです。
