糖尿病対策に国が動くシンガポール、何もしない日本

シンガポールは先進国の中でも、糖尿病患者が多いそうです。
そこで、国を挙げて取った政策がすばらしい!

砂糖多い飲料、広告禁止へ=糖尿病対策で世界初

 

 【シンガポール時事】シンガポールのエドウィン・トン上級国務相(保健担当)は10日、健康関連の会合で、砂糖含有量が「非常に多い」と判断された飲料商品の広告を全面禁止する方針を表明した。糖尿病や健康増進対策の一環で、実現すれば世界初の厳格な取り組みとなる。地元紙ストレーツ・タイムズ(電子版)が伝えた。

保健省によると、糖尿病を抱える国民の比率は高所得国の中で最高水準に上り、糖分の過剰摂取の抑制が急務だ。砂糖の含有量が過度でなくても、多めの飲料については、パッケージ正面に「不健康」と警告するラベルの表示を義務付ける方針も打ち出した。2020年に対策の詳細な実施方針を発表する。
トン上級国務相は「消費者はより多くの情報に基づいた選択が可能になる。飲料メーカーに砂糖含有量を減らすよう促すことにもつながる」と新対策の意義を強調した。
2019年10月10日

砂糖多い飲料、広告禁止へ=糖尿病対策で世界初-シンガポール
国民の健康を考えると、この取り組みは至極当然です。
清涼飲料水の糖分は、500mlに約50gの砂糖が入っているものがたくさんあります。
日本人の糖尿病の患者は、2016年に1000万人を突破したと厚生労働省が発表しました。
患者の割合は成人人口の12.1%です。

糖尿病は発症すると治癒することはなく、重症化すると失明したり、透析治療が必要となったりする。日本透析学会の調べによると、1983年には5万3017人だった透析患者が、2016年には32万9609人まで増加した。このうち約4割が糖尿病性腎症の患者だ。

人工透析に関わる医療費は1人あたり月額約40万円で、国全体では年間1兆6000億円に上り、日本の総医療費の約4%を占める。予備軍の生活習慣の改善や、既に糖尿病になった人の重症化を防ぐための対策が重要になる。

nippon.com
日本の12%もかなりの人数です。
日本は、このままの食生活を続けて行って大丈夫なのでしょうか?
毎日、テレビから流れてくるCMは、どれもきれいでおいしそうです。
清涼飲料水もたくさんのメーカーが、色々な種類を作っています。
健康には害がないというイメージも強く植え付けられます。
でも、本当にそうでしょうか?
食品ラベルを見ると、糖類は間違いなく大量に入っています。
国は、何も対策はしてくれません。
また、それを待っていては自分の健康が害されてしまいます。
糖尿病は、なってからでは遅いです。
糖分の摂りすぎ気をつけましょう
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